MDRS居住試験13日目 応援要請EVA SIM
今日はこのローテーション最後のEVAを行いました。
最初に3名のクルー(宇宙生物学者など)が徒歩で探査に出発し、90分経過後、緊急の応援を要請するというシナリオでした。HabのCapComが応援要請を受けて、Habで地図を見ながら応援要請があった地点を確認します。その後、スペーススーツを着てエアーロックに入り、2名のクルーがATVを用いて3名が待機している地点まで急行しました。
無線の不具合(これは結構今までもあり得るパターン)、ATV同士の連絡の不備、GPSの追加装備など、いくつか教訓を得られました。
1-2kmの遠征でも、これだけ体力を消耗し、機器の不具合、ナビゲーション、クルー同士の連携に課題があることがわかりました。3月のTeam Nipponのときは、5-10kmの遠征を考えたいと思いますが、遠征メンバーが、かなり機器とその運用に熟練してからでないと難しいと思っています。8週間準備期間があるのでじっくりと計画を練りたいと思います。
無線で応援要請のあった地点を地図で確認しています。
今日は天気も良く、最高気温は0度を超えています。
応援要請地点に到着