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ISS多目的補給モジュールラファエロ

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スペースシャトル固体ロケット上部

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スペースシャトル コロンビア

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STS-104 アトランティス打ち上げ

 

Team Nippon 居住実験12日目

今日は最後のEVAでした。峡谷を1時間40分ほど歩いて地形等の調査をしました。

ここへ来てからいろんな地形を制覇してきましたが、

平地

山岳

峡谷

で時間当たりで探索できる範囲が全く違うことことがを実感できました。

また未開の地域か、1度行った地域かでも、そこに到達する時間が大きく異なります。

特に、未開の地域を歩くときは、体力の消耗を考えながら帰りのことも考えなければなりません。

スーツを着ての歩行はかなり体力を消耗します。

最近、特に、探査地に峡谷を選んだのは、GPS(アウトドア用のGPS)が目的地までの進路を直線でした教えてくれないという特徴を実感したかったからです。1本道の場合あまり問題ありませんが、峡谷に分岐が複数あり長距離の移動をしていると、結果的に遠回りしている可能性もあります。いろいろなタイプの峡谷で、ナビゲーションの特徴を抽出したかったのです。

もう1つ今回気が付いたことがあります。私は、ここで有人表面探査をシミュレーションしているのですが、この経験は無人のローバ開発でも利用できるだろうということです。無人ローバになったつもりで地形を観察していました。

スマートフォンGPSで取得したデータを帰国してからきちんと解析したいと思います。

大まかな地形しかわからない砂漠を探査していると、普段あまり意識していない道路や地図の価値を再認識します。

今日1日は、以下のように過ごしました。

06:23 起床、健康診断

07:30 朝食、報告書作成

08:00 報告書作成

09:00 報告書作成、EVA準備

10:05 EVA-7出発

12:25 EVA-7帰着

13:00 昼食

14:00 昼寝

15:00 シャワー

16:00 研究

17:00 報告書作成

18:00 夕食

19:00 CapCom開始

21:00 CapCom終了、研究

00:00 就寝

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ATVを降りて、これから谷に入っていきます。

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1時間ほどかけて、直線距離で1キロ弱歩きました。昔、水が流れた後を歩いているので、実際の距離は1キロ以上あります。

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Habでお気に入りのフルーツティです。日本のものと違ってかなり味が濃いです。