知覧特攻平和会館 見学
10月6日台風の中を飛行して鹿児島に着きました。
ここは、次に鹿児島に行ったときに、訪問したいと思っていた場所です。
知覧は、薩摩藩の城下町で、観光施設として武家屋敷があります。それよりも知覧特攻平和会館があることで有名かもしれません。
太平洋戦争が始まる直前に、ここ鹿児島県のシラス台地に、大刀洗陸軍飛行学校知覧教育隊が作られました。その跡地に知覧特攻平和会館があります。
正面玄関
館内は、元特攻隊員の方が集めたものが展示されています。
そのほとんどは無くなった特攻隊員の遺書です。そのため館内は写真撮影禁止です。
三角兵舎、このようなものが空襲を避け付近の森の中にたくさんあったようです。
三角兵舎内部、特攻隊員が出撃する前に宿泊した兵舎です。奥にあるのは飛行機の残骸。
映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」の撮影のために復元された「隼」だと書いてありました。
給水塔
防火水槽
知覧城下町にある特攻隊員の母、鳥濱(とりはま)トメ さんのトメ食堂(ホタル食堂)、
ここを舞台にした高倉健のホタルという映画もあったんですね。
トメさんが利用した防空壕だと書いてありました。
私は平日の午前中に知覧特攻平和会館に行きました。
たぶん誰もいないだろうと思ったのは間違いで、ツアーの観光バスがひっきりなしに到着して、大勢の人が見学に来ます。そのほとんどは60代以上の人たち。
館内には海底から引き揚げられたゼロ戦がありましたが、なかなか強烈です。
偶然、見学中に30分の講和の時間になり、3つの遺書の紹介をしていました。
その中の1つが安部少尉の話でした。なぜ二度死ぬのかは・・・ (本も出ているようですね)
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