Google Lunar X PRIZE 日本チーム オフィシャル・ファン・ミーティング Vol.3
9月10日(土)にお台場のTOKYO CULTURE CULTUREで行われた
Google Lunar X PRIZE 日本チーム オフィシャル・ファン・ミーティング Vol.3
~月面探査ローバーを生で見れる!
さらにローバー開発リーダーの吉田教授もファン・ミーティング初参加!~
に参加してきました。Google Lunar X PRIZEには前から興味を持っていましたが、日本からのメンバーが含まれるチームがエントリーしていることは8月29日の記者発表で初めて知りました。
この月面無人探査レースには、世界18ヶ国28チームが参加しており、
日本からはホワイトレーベルスペース・ジャパン(WLSJ)が唯一エントリーしています。
13:00~
1. WLSJ代表 袴田氏のプレゼン WLSについて、WLS代表からのメッセージ
2. WLSJ経営戦略担当 中村氏のプレゼン 関連イベント、資金調達、ルナマイレージについて
13:50~
休憩、メンバー紹介
14:00~
3. 東北大学宇宙ロボット研究室 吉田教授の経歴とローバー紹介
14:30~
Q&A
15:00~
4. プロトタイプローバー操縦権剥奪クイズ大会
会場のTOKYO CULTURE CULTURE
始まる前のステージ
この日の参加者は30人くらいでしょうか?
発表会スライド、8月29日の記者発表と同じだといっておりました。
日本メンバーが担当しているのは、全体の中のローバ部分、その他の着陸機などはヨーロッパのメンバーなどが担当しているようです。打ち上げロケットはロシアをはじめいくつか候補があるようです。
また技術開発だけではなく、関連したイベントを企画し、専門家ではない多くの人々の参加を期待しているようです。このスライドはイベント関連図ですが、この写真ではよくわかりませんね。
ステージに登場した開発中のローバ、8kgぐらいの質量があり、目標の10kgにはまだ2kgぐらい余裕があるそうです。
しかし、材質などは、現在は実際に宇宙で使うものではなく、今後、宇宙用のものが開発される予定のようです。
ノートパソコン、コントローラを用いてローバを操縦する外国人留学生(名前は確かネイサン)
ローバの特徴
1997年以降の様々なタイプのローバの地上走行実験
月面着陸地点、クイズ形式で出題しておりました。参加者のうち最後の一人になると、ローバの操縦権が得られるという特典付きです。
ローバのアップ写真、(2010年秋から設計に入ったプロトタイプ)
この写真は展開された状態で、実際には折りたたまれた状態で打ち上げられます。
太陽電池はダミー、ほとんど部材はまだ仮の材質のようです。
Q&Aでは、会場から他のチームに先を越された場合にも打ち上げるのかとの質問に、打ち上げると回答していました。途中で発表がありましたが、このイベントは2万人がニコニコ生放送で見ているとのことでした。
最後に、参加者全員でローバに搭載されている360度カメラで記念撮影をして終了。
Google Lunar X PRIZE の詳細については、上記のホワイトレーベルスペース・ジャパンのホームページをご覧ください。
このとき撮影した動画